一人旅塾
一人で旅をしてみたい。そんなあなたへの為の指南書

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 旅の移動手段-バイク

 機動力に関しては車とほぼ同等であるので、道さえあればほぼ行きたいところにいける便利さはあるが、生身の体を剥き出しで走るため天候や気候の影響をモロにうけるので、それなりのこだわりが必要となってくる。ライダー同士の結束も高く、道すがらすれ違う時の「ピースサイン」の挨拶もあったり、キャンプ場や休憩場所などで、同じスタイルで走ってるライダーがいたりすると、自然と会話ができたりなど、人とのふれあい度や出会い度も結構高い。

どんなバイクがいいのか?

 50ccの原付〜1000cc以上のビッグバイク、2スト、4スト、オフロード、オンロード、アメリカンタイプ、レプリカ、ネイキッドと多種多様の種類がある為、もうほとんど個人の好みで選ぶしかないだろう。正直言ってバイクであれば、どれでもいいといったような感じがします。どうしても、どれにしたらいいのか迷うのであれば、250ccクラスのオフロード、4ストエンジンタイプを個人的にオススメします。理由としては、オフロードタイプであれば砂利道の林道も走れる、4ストタイプであれば燃費もいいので(平均30km/l位か)、250ccであれば車検も必要がないのでランニングコストがあまりかからない等の理由です。近年ではツーリング仕様タイプの車種もでています。まあ、車検がないとはいっても、バイクショップに点検くらいは出しておきましょう。

長所
・機動性がある

 
エンジンを積んでいるので、ガソリンと道さえあればどこにでも行けてしまう。徒歩、自転車で距離的な面で断念せざる得ない部分も寄り道感覚で余裕でいけてしまう。電車やバスでカバーできない部分もほぼカバーできてしまうところが強みだ。場所と季節によるが、たまにGW中でも「冬季閉鎖」やその他崖崩れ等で通行止めなどで引き返ざる得ない時もあります。

・駐車しやすい

 車と比べて断然スペースをとらないから、ちょっとした空きスペースさえあれば駐車が可能だ。観光名所等の駐車場が満車でも、バイクならほぼ確実に止めることができる。

・バイクでしか味わえない良さがある

 非常に抽象的な説明で申し訳ありません。結構、車を持ちながらもあえてバイクで旅に出てる人も沢山います。恐らくバイクの旅でしか味わえない何かがあるのでしょう。これは、それぞれの方の価値観やこだわりによって変わってくるので、自分自身で実際に行ってみて感じ取ってください。

短所
・結構疲れる

 生身の体を剥き出しにしてるため、当然ながら風雨や気候にさらされることとなりますから疲労度も結構高い。よく「バイクは渋滞知らずでいいよな。車の横を擦り抜けれるし。」といわれますが、あれは結構しんどいです。まあ、私の運転技術の未熟さもありますが、車の横を擦り抜ける際は神経を集中させなければならないのでかなり疲れます。いきなり車が車線変更でもしようものなら、寿命が縮む思いです。

・雨の日はつらい

 歩きや自転車の時も同じであるが、バイクにとって雨の日はとてもつらい。レインウェアを着て全身ずぶぬれになることはないが、それでも気分的に憂鬱になってくる。景色も楽しめないのでひたすら走るのみ。夜になると、雨の雫がバイクのゴーグルにつき、それが自動車のライトの光によって乱反射して視界がぐんと落ちてしまうから非常に危険です。

・暑い、寒い

 よく「バイクは風を受けて涼しそう」と言われるが、現実はそんなに甘くありません。確かに高原地帯とか、気候的に涼しいとそう感じますが。炎天下のような日に走ると、全然風を受けても涼しくありせん。時には汗だくになりながら走ってます。また信号待ちとかだと、バイクのエンジン熱が「むわぁっ」っと下からこみ上げてくるので、更に暑さが増します。逆に寒い時期に走ると、風を受けるので、体感温度がかなり下がり、手がかじかんでクラッチやアクセルを握る力が入らなくなります。

出会い度

 非常に高いです。コンビニ、キャンプ場、ユース、その他いろいろ。同じスタイルで旅してる人と出会うと、何故か気軽に超えをかけれたり、かけられたりします。道ですれ違う時にも「ピースサイン」でお互い挨拶をする風習もあったりします。車と違って、苦労する部分が大きいからどこか共通する部分でお互いに通じ合うものがあるのかもしれません。

どんなタイプに向いてるか?

・一人で旅したいけど、時には人と接したい人

 まあ、ある意味わがままなのですが、本当の所はこれが正直な気持ちでしょう。バイクは運転してる最中はたとえ、集団で走っていても一人なのです。上記に記しましたとおり、非常に出会い度が高いので、そういった人にはぴったりなスタイルだと思います。

・体力がないが、冒険心を味わってみたいと思ってる人

 年齢や体力的に、歩きや自転車が無理そうだと考えてる方、休みの期間があまり取れない方など。エンジンという機動力に頼ってますが、終始、体を風雨にさらされているので、それなりの忍耐性が必要になります。その分、冒険的な旅を味わえるのではないでしょうか?

次ぎは、車です。

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