一人旅塾
一人で旅をしてみたい。そんなあなたへの為の指南書

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 宿編

 旅にでて、心配になるのが宿の手配だ。恥ずかしい話ですが、私も一人旅をする前までは宿というのは、予約でしか泊れずしかも旅行代理店を経由してしか手配できないものと思ってました...。でも、満室でなければ大抵の宿は当日申し込んでも泊ることが可能です。 電話で「すいません、今日泊りたいんですが大丈夫でしょうか?」と言えばいいだけ。当たり前のようですが、結構宿に関して悩んでる方もいると思われるのでここは初心に返って話をしていきましょう。私は個人的に予め予約をして宿をとることはあまりしないのですが、一人旅初心者の方は、キャンプや野宿を覚悟されてる方なら別ですが、なるべくなら予約をして宿を確保をしておくことをお薦めします。なぜなら、当日宿が手配されてるのとされてないのでは、心理的に余裕度が断然違います。いくら当日宿が取れるとわかっていても、たまにどこも満室で取れないことがあります。そんな時は別の場所を探したり、駅で野宿を強いられる羽目になってしまいます。また、宿を当日探すのも結構パワーが必要な時もあったりします。泊るところさえ覚悟しておけば、そんな手間隙もいらず観光に十分時間をとることができるからです。

 それから、大抵の宿に泊れるといっても、一人客を扱わない所や割増料金を取ったりするところもあるので、一人で気楽にとまれる代表的な宿を提示していきましょう。

・ビジネスホテル

 ある程度の規模の街であれば大抵あるホテル。駅から近く利便性がよい。当日申し込んでも満室でなければ確実に泊ることが可能。料金も大体シングルで5000円〜10000円位の間。他の宿泊客との交流はほとんど無し。

・民宿、旅館

 大抵は一泊2食付きだが、チェックインする時間などで晩飯が出ない時もあったりする。ただ、たまに一人だと断られる事もある。(客が全然いなくても一人の人を対応する場合赤字になるらしい)。食事が他の宿泊客といっしょに取るシステムだと、交流があったりするときもある。


・ユースホステル

 まさに、一人旅ご用達的な宿だ。一人旅はしたいけど、寂しがり屋の性格の人にはうってつけかもしれない。他の客との交流が沢山できるのもユースの魅力だ。同じような一人旅の人が沢山利用しているので、心強い。女性一人旅の人も結構多い。今まで見てると、グループで着てるより一人で来てる人のほうが多かった。ライダー、チャリダー、鉄っちゃん、ドライバー、バックパッカー、ヒッチハイカー等など。スタイルも様々だから、いろんなスタイルの人と会話をしてみるのもいいかもしれない。たまに、そのユースの常連さんが幅を利かせてたり、ユースマニアみたいな人が延々と自慢しまくるウザイ時もありますが、その時は運が悪かったと思い適当に相槌を打ってその場を離れましょう(笑)。一昔前にやってた、「ミーティング」をやってるユースはほとんどなくなったと思います(やってる所もあるけど)。各ユースによって様々な個性があるので、ここでは書ききれなくなるので割愛しますが、基本的に共同部屋で2段ベッドが2〜3個位あったり、一つの部屋に布団をしいて雑魚寝をするタイプです。またユースによっては、ハイキングや陶芸体験、スキーツアーといった様々なイベントを企画してるところが沢山あります。逆にビジネスホテルのようなそっけないところもあります。ここも当日満室でなければ、当日申し込んでの宿泊が可能です。料金は平均で3000円〜4000円位といったところでしょうか。普通の宿に比べて安いですが、近年だんだんと値上がりしてきてるような気がします。あっそれから、全室禁煙というユースが増えてきています。喫煙者の皆さん、マナーを守って宿の外で吸いましょう...(私も宿の外で吸ってました)

 基本的に宿泊するにはユースの会員になること。会員でなくても泊れるけど、その際はいくらか割増になります。詳しくは書きのHPを見てください。会員は海外のユースでも使用できます。

日本ユースホステル

・ビジネス旅館

 ビジネスホテルの旅館版。駅の観光案内所などで見つける事が可能。5000円以下で泊れるところも多く。宿代を安く抑えたい人にはお勧めかも。部屋さえ開いてれば当日の飛び込みも可能。


・カプセルホテル

 大きな繁華街であれば大抵存在する。満室でなければ、当日の飛び込み可能。料金は3000円から4000円位か。名前の如くカブセルなので、狭いけれどテレビもあるし風呂にも入れる。街中を夜遅くまで遊んで寝るだけであるのならば、料金も安いしうってつけだ。

・サウナ

 こちらも大きな繁華街に大抵存在する。終電に乗り遅れた人達が結構利用している。リクライニングチェアの上や大広間みたいなところで、雑魚寝状態といった感じ。関係ないがサウナから出たあとのビールは格別に美味い。


・健康ランド

 街中にはないが、郊外などにあることが多いから、ライダー、ドライバー向けの所だ。24時間営業のところも多く仮眠ができる所もある。(全ての健康ランドが仮眠できるとも限らないので、予めフロントなどで確認しておくこと)風呂、サウナがあり、施設内に居酒屋やレストランなど完備されてるので、食事に困る事もない。ただ、仮眠といっても寝ながら見れる映画室、通路、大広間だったりするところが多い。神経質な人にはちょっと辛いかも。料金は3000円位。

・漫画喫茶、インターネットカフェ

 ここ最近増えてきた、カフェ。ビデオやDVDなどをみれるブースでは大きなソファやリクライニングチェアなどが置いてあるところが多い。6時間コースで2000円というところもある。ソフトドリンクも飲み放題のところがほとんど。トイレの洗面所に仮眠する客も利用してる為か、ハブラシやヒゲソリを置いてあるところもある。

・ファミレス(24時間営業)

 旅で利用したことはないのだが、終電に乗り遅れて始発の時間まで粘ったことがある。腹の中はおかわりのコーヒーとお冷で腹の中がたぽんたぽん状態で、非常に苦痛であった。


・宿の探し方

 雑誌、ガイドブック、テレビ、書籍などで十分情報を仕入れる事ができる。しかも現在ではネットで検索及び予約まで出来てしまうから随分と便利な世の中になったものだ。また、掲示板や個人のサイトなどで利用された方の生の感想も聞けてしまう所もいい。でもそれ以外でも情報や申し込みが出来るところがある。それは「観光案内所」「観光組合」といった所だ。地元のマイナーな宿も網羅してる部分もあるから、掘り出しものがあるかも知れない。旅の当日、急に宿に泊ることになってしまった場合に利用してみよう。受付で「xxx円以下の宿を教えてください。」と言えばいい。また宿一覧のチラシも置いてあったりするから、それを見て直接電話をかけてみるのも手だ。宿の雰囲気は読めないけど、とりあえず寝れればいいという人に向いていると思う。

 他にも宿泊施設で、ペンション、高級ホテル、高級旅館、リゾートホテルなどありますが、こちらについては、当日の飛び込みで泊ったことがないので、割愛いたしました。キャンプ、野宿については「アウトドア編」で詳しく説明していきたいと思います。

 いかがでしたか?取り合えず、「一人旅」を行うに当たっての悩みは解決されたでしょうか?いろいろ足りない点もあるかもしれませんが、気が付いた都度、加筆、改訂を行っていくつもりです。

 次回は旅のスタイルを説明していきましょう。

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