一人旅塾
一人で旅をしてみたい。そんなあなたへの為の指南書

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 一人旅のマイナスイメージに対する真意

 さて、ここでは一人旅に対するマイナスイメージの真意を検証していこう。世間一般では「一人旅」に対する、マイナスイメージ的な先入観がはびこっているが、これは一人で旅をした事のない方達がいろんなイメージを膨らませて今日に至ってるような気がしてならない。実際に一人旅を経験された人達は、そんなイメージはまやかしであると気づき、一人旅の良さを感じながら、次々と旅を行っていく人たちが多い。旅行というと、「社員旅行」「修学旅行」「家族旅行」そして「気のあった友達同士での旅行」と団体的なイメージがほとんどだ。そういった中で一人で旅をする選択も当然含まれてもいいはずだ。「旅行はみんなで行くもの。一人行くのが信じられん」「一人旅はさびしい。」「一人旅は危ない。」とこれから一人で旅をしてみようとする人達に、何か一人旅にたいする罪悪感を洗脳してるような気がします。では、実際にそういったマイナスイメージはどうなのか下記に提示していきたい。

・一人旅は本当にさびしいのか?

 まず、結論から言おう。寂しい時もあれば、寂しくない時もある。これは、その時の場所や旅のスタイル、心理状態、および運も左右されるので一概にいえない。ただ、旅の工程全てが寂しいという経験はしたことがない。過去の経験上、いろんな人と出会えたりするのも一人旅の方が圧倒的に多いのも事実です。例えば、私は自転車、バイク、バックパックスタイルなどで旅に出ましたが、大抵は同じスタイルの旅人と合うと、どちらからともなく挨拶を交わし情報交換や、世間話などをしてきた。たまたま行く方向が同じであれば一緒に走ったり、キャンプ場では一人旅のライダー同士が集まって宴会などもしたりした。また、道行く人に「自転車で旅されてるのですか?気をつけてくださいね。」とか励まされたり、家族連れのキャンパーに「一人じゃあれですから、一緒に食事でもどうですか?」などと晩飯をごちそうになったりと、様々な出会いやふれあいを経験してきました。またこうした出会いやふれあいは旅の中で、景色や食べ物よりも最も印象に残るものであり、非常に有意義な思い出となります。後ほど、旅のスタイル編や宿編で出会いについて詳しく述べたいと思いますが、一人で旅に出たからと言っても決して一人寂しい思いをするのではなく、むしろいろんな人と出会えるきっかけがあると思ってください。

・一人旅は危険か?

 これもよく言われますね。難易度の高い登山、無人島、海外等を除いて、普通の観光であればそれほど大げさに騒ぐほど危険ではないと思います。極論を言ってしまえば、一人だろうが団体だろうが、出かけることが全て危険となってしまいます。キャンプ場以外での野宿だと多少危険度は上がるかもしれないけど、宿泊であれば貴重品の管理さえ気をつけておけばいいと思います。

・一人旅は友達のいない奴と思われる

 たまに「誰も一緒に旅行してれる人がいない悲しい人」などと発言をしてくる人がいるけど、全くバカバカしい事だ。そんな発言に凹む必要は全くない。逆に「ちっ、バカな奴だ。」と思いながら、今後その発言した奴とは距離をおいて付き合った方がいい。

教訓
「世間一般の一人旅に対するマイナスイメージを全て鵜呑みにしてはならない」
「寂しい」などといわれているが実際はいろんな出会いのきっかけがあって、逆に楽しいものです。裏を返せば、寂しさという心理が人を積極性にさせてる部分もあると思います。言葉そのものを信じ込んでると、素晴らしい旅が出来なくなってしまいます。

次は宿についてお話しましょう。

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