今日天気が良かったので、デジカメをもって久振りに散歩に出かけた。普段は車で走っている所を時間をかけてテクテクと。時間をかけてる分、小さな発見もできてちょっと嬉しくなる。「こんなところにたんぽぽが」「こんなところにつくしんぼが」などなど。心がなごみます。今日の目標は灯台のところまで。６年も今のところに住んでて全く行ったことがなかった。

　階段を上り、海のみえる展望台でちょっと黄昏る。
「もうすぐこの土地ともおさらばだ、今のうち脳裏にやきつけておこう」。ふと、しばらくするとカップルが...。普段の俺であれば構えをみせ「孤高流放浪拳！」（詳しく「一人旅のむなしさ」を参照下さい）と叫びオーラを発する所だが。今日は何故かそんな気持ちも起こらない。きっと心に余裕があるからだろう。まさにこれは孤高流放浪拳奥義無心拳の取得である。

　結局2時間も歩き続けてしまった。途中帰り道でお土産屋がいくつかあるのだが、そこで焼き魚の串焼きが店頭にならんでて、またこれが空腹時にはたまらなくいいにおいなのである。サイフを忘れてしまったので購入することができなかったので頭の中では「つぼだい」「にしん」「どんこ」などなど、大根おろしに醤油をたらしてバクバクと食べたくてしょうがない心境にかられかえってストレスをためた形になってしまった。また機会をみつけて散歩にでてみようと思う今日この頃である。