道の駅...

 私がここ最近野宿の場所に使うようになったのが「道の駅」。結構国道沿いに開設され増えてきているのがうれしくてしかたない。キャンプ場もいいけど最近バイク1台だけでも1000円位取られるので。

 その点、「道の駅」はただ!トイレも24時間使用できしかもキャンプ場のトイレに比べて各段に綺麗。結構車で旅してる人たちもこの「道の駅」で車中泊に利用してる人も多い。何度か利用してくると「道の駅」によって施設の様々な違いがあることが目につくようになってきた。そしてそのような違いにランク付けをするようになってきました。私のランク付けを5段階に分けて提示しましょう。

☆ :トイレがあるのみ
☆☆:トイレとベンチ(雨露をしのげない)がある。
☆☆☆:トイレとベンチ(雨露をしのげる)がある。
☆☆☆☆:トイレとベンチ、コンビニもしくは温泉のどちらかが隣接もしくは歩いて行ける範囲にある。
☆☆☆☆☆:トイレ、ベンチ、コンビニ、温泉がある。

 ざっとまあ、こんな感じである。最近は温泉のある「道の駅」も多くなり野宿ライダーにとって強い味方であります。バイクに1日のっていると、埃や排気ガスで結構汚れてしまいます。そんな汚れを落とすためにも温泉は欠かせないのです。たいてい温泉のある「道の駅」は食堂も完備されてるので、風呂上りのビールを飲みながらそのまま夕食も済ませることができてしまうのです。こんな時のビールはまさに至福の喜びの味がします。

 あと、何故ベンチにこだわるか?ベンチがあるとテントを張る手間が省けてしまうのです。ベンチにロールマットをしいてあとは寝袋のみ。テントを張ると設営はいいのですが、撤収するがめんどうなので。寝袋だけだとその分時間が短縮でき、すぐに出発ができるので楽だからです。特に屋根付きだと、不意の雨にも対処でき非常に有効です。

 コンビニはやっぱり食料調達に便利な点です。いままで、いろいろと旅をしましたが、五つ星級の「道の駅」は一度しかありませんでした。確か秋田県のどこだったか忘れましたが、ベンチは屋根つきしかもテーブルまであるという超豪華版。それに温泉施設もあり、更にスーパーまで隣接されてるという、もう感無量としかいいようがありません。こんな「道の駅」に感動してしまった私は、早速スーパーで塩カルビ、牛タン、エビチリ、ビール、缶チューハイ、日本酒を買出し、一人で宴会をしてました。ぐでんぐでんに酔っ払った次の日は当然のごとく二日酔い。頭痛を伴いながらひたすら真夏の日本海を横にバイクを走らせたのでした。

 道の駅での野宿の欠点は車のエンジン音がうるさいこと、エアコンをつけっぱなしで寝てるので。あと静かな所でも夜中になるとゾッキーの集会場所になったりするときもあるので注意が必要です。