焚き火...
 

 焚き火は面白く且つとても気分を落ち着かせてくれます。確か小学校の2年生の時、学校からの下校途中になると、煙の出てる所を発見すると真っ先に向かい、焚き火のやってる所を探してました。発見するや否や、残り火があればあっという間に勢いよく復活させてました。燃えそうな物をあちらこちらから探してきてひたすら燃えるのを見て喜んでた時期がありました。
 
 あれから、二十年以上の月日が経ち、焚き火は全く興味は失せましたが、キャンプをする時は何故かその時の懐かしい思いが浮かんできます。キャンプでの焚き火はとっても憧れてしまいます。テレビや雑誌でキャンプをしながらの焚き火のシーンを見たりすると羨ましい限りです。が、実際に行ってみるとこれが大変!キャンプ場でばーべQ用のマキとか売ってれば楽なんだけど、そうでないと燃やすための枝とかを拾ってこなければなりません。沢山落ちてればいいのだが、そうでないと5〜6分おきに枝を探さなくてはならず、落ち着く暇がありません。また木の種類によっては煙がすごく目にしみて窒息しそうになってしまいます。燃やす際は木の種類を知っておいたほうがベターです。特に松系は煙がものすごいです。


 道具も重要ですね。焚き火をしたいときはナタは持っていったほうがいいかも。以前カナダを旅したときキャンプ場で焚き火でもしようと思ったのだが、夏だったので当然、枯葉や小枝は落ちてなくあるのは、焚き火用に切断された丸太。直径20〜30CM位はあります。山のように積まれてたので比較的小さいのを選んだのだが、そのままでは燃やすことができないので切るしかない。自分のもっているのはアーミーナイフのみ。埒があかず隣のキャンパーからナタを借りたのだが全然割ることができない。いいかげんに疲れてあきらめてしまいましたが。焚き火については失敗の方が多かったけど、その中で印象に残ってるのが、カナダのカナディアンロッキーにあるYHでの焚き火。夏の時期のカナダは日没が遅く、夜の10時頃でようやく真っ暗になります。その時まだ残雪残る山の夕焼けを見ながら景色は今でも鮮明に残っています。焚き火をしながら各国からきたバックパッカーとのおしゃべり。(各国とはいっても英語圏。日本人は私だけ)カタコトの英語での会話。すばらしい思い出です。この時はようやく雑誌等でみた憧れの焚き火を実感しました。

 

 焚き火の時、焼きマシュマロというのをやります。昔雑誌でアメリカのカウボーイがやってる記事があったので真似してみましたが結構うまいです。調理の仕方は簡単、小枝か棒にマシュマロを刺して火でちょっとだけあぶって食べます。表面はこげてますが中身はジューシーな感じで溶けて、焦げの苦味と甘さがミックスされてとても美味しいです。