昨日の朝、友達からメールが入り、最近人との会話をしてないので、二つ返事で急遽ドライブに行ってきた。天気も素晴らしくまさに絶好のドライブ日和。


　最初は松島へ。過去幾度となく訪れたが、この日は今まで見たなかでも一番綺麗なけしきだった。考えてみれば、訪れたといっても、バイクで素通り、天気がよくない、夜訪れた等、松島の景色をじっくり堪能したのはこの日が初めてだったかもしれない。海辺にちょっとした屋根尽きのベンチがあったので一休み。日差しが強かったので、木陰に入った気分でひんやりと涼しい。ふと、一匹の野良猫がよたよたとこっちに向かってきた。私が猫に近づいても、逃げるそぶりもせず逆にむしされた。やがてその猫は、ベンチの下に入り込み、ゴロンとねっころがった。あまりの日差しの強さにまいって日陰に来たのだと思う。案の定、ベンチの下のコンクリートはひんやりと冷たく猫にとっては心地のよい環境だったかもしれない。猫はずーっと目をつむったまま、気持ちよさそうに寝ている。さわっても全くの反応なし。


　 なんかそんな猫の姿をみてたら、ほのぼのとしてきた。


　松島をでて、まだ時間があったので、海の近くにある緑地公園にふらっと寄ってみた。まわりは歩道と芝生で整備された公園。野球場やすべり台などなど、結構設備が整っている。周りは家族連れがほとんど。みんな、レジャーシートを広げてピクニック気分な感じがほのぼのとしてていい。


　ニューヨークのセントラルパークに行って時も、同じような感覚がした。都会の喧騒の中に、ある一種のオアシスのような感じである。芝生の上では読書をしてたり、日光浴をしてたり、歩道ではローラーブレード、ジョギングを楽しんでる人達が沢山いた。


　公園という敷地及び空間はまさに人々に心の安らぎを与えてくれる場所だと思う。 実際に行ってみて、公園という新たな世界が見えてとてもよかった。天気がいい日は文庫本とお弁当を持って「ピクニックにいきて〜」と思う今日この頃だが、セントラルパークにみたいに、一人で行ける公園ってまだ日本でお目にかかったことがない...。（国立公園や国定公園は対象外です）。行きたきゃ、一人で公園にピクニックに行けばいいというご意見もあるかもしれませんが、私にはそんな勇気は未熟者なのでありましぇーん。